先日ブログで取り上げた、手書きの算数の入試問題の学校は、「武蔵中学校」でした^^
※私立武蔵中と都立武蔵中がありますが、私立の(いわゆる御三家の)武蔵中です。
また、「今まで受験指導の経験はありますか?」というご質問を少々頂きました。
今までの塾講師経験の多くが受験学年の指導でした。折角なので、私の主観で「受験指導において得意としている学校」を書いてみようと思います。
今回は~高校入試編~です!
※以下は、その大部分が個人的な主観に基づいています。塾や指導する講師によって意見は違うと思いますのでご了承下さい!
≪私立高校≫
最も研究していたのは「早稲田実業高」ですね!平成元年あたりの過去問から今に至るまで約30年分くらいの入試問題は知っています。各教科の受験者平均点や合格者平均点を、小数第一位まで10年分くらい覚えていました^^(でも、今は細かい数字は忘れました)
近年、入試傾向が変わってきました。英語の長文が増えたり、数学で作図問題が出題されたり、、、
ただ、傾向が変わったからといって対策が困難になった印象はありません。むしろ、昔より、都立自校作成校などと重なる部分が増えた気がします。
入試の合否ラインはかなりシビアなので、3教科上手く得点を取る必要があります。
特に英語は重要!というのも、数学は難しいので、得意な生徒でもなかなか高得点は取れません。
だからこそ、「英語(と国語)である程度きちっと得点を確保し、その上で数学勝負に持ち込む」のが基本戦略です。このレベルになると、英語は単語力で差が付きます。知識を着実に増やす必要があります。
まぁ、特に上位高はどこもそうなんですが…
国語で出題される「古文」や「文学史」などは、都立入試対策や普通の学校のレベルでは歯が立ちません。これは対策が必要!(まぁ、これも都立入試の古文が特殊って理由もありますが…)
数学は、一問一問の配点が大きい(かつ、平均点は低め)ので、出来る問題を着実に取ることが重要。
思い切って取捨選択し、難問は捨てることも重要です。私はよく生徒に「この入試問題はそもそも100点満点じゃない。80点満点と思って解くべし」なんて言ったりします。
もちろんこれは一例で、生徒個々によって得意不得意や個性があるので、当然合格を取るための作戦も変わってきます。その作戦を生徒と一緒に考えるのは…楽しいです!
キリが無いので今回はこのあたりで!