タイトルの通り、先週末、中3(受験生)向けに、「夏期講習までの課題一覧」を配布しました。夏にどれだけ学習できるか、そのためにもここで「本格的受験生モード」に切り替えてもらいたいと思っています!
そのために今回、具体的な学習計画として配布したものがこれです。
短期の課題(その日の宿題)と、中長期の課題(例えば地歴の復習など)を各生徒に整理してイメージしてもらいたいとも思っています。
配布時に私が生徒に話したことは…
①英語の長文は1日10分。理科社会は毎週各10ページほどの分量があり、各教科一週間に2時間ずつやれば終わる。
⇒つまり、一週間あたり5時間程度の時間を確保すればこの課題は終わる。
②英単語は教科書の内容だから、毎日ちょっとした時間で覚えていく。
③受験生の学習分量としては決して多くない。去年の中3は、冬期講習頃にはこの倍以上の分量をこなしていた。まずは、受験勉強のスタートを切る意味で、この分量から始めてみよう。
④英単語・地理の復習、理科も暗記単元にしぼっているので、分からない問題は答えを見て覚えればOK。ちゃんと学習したかは、毎週の確認テストで分かる。
⑤確認テストできちんと得点が取れていなければ、学習したとは認めない。目的は「こなすこと」ではなく「出来るようになること」
なーんて話をしました。(毎年・毎回こういった趣旨の話をします)
しかし、まだまだ生徒たちとのイメージの共有が足りません。毎年のことですが、この「イメージの共有」から受験勉強における塾の指導は始まると思っています。
受験は長丁場の勝負なので、瞬発的な理解力が高いことよりも、長期的ビジョンを持ち、目標をひとつづつ設定し、課題をクリアしていく力の方が大事だったりします。(3日後の自分をイメージするか、3か月後の自分をイメージできるか)
さて、実際の中3生徒の様子ですが…
昨日(テスト前日)になって、焦り始めていました。彼らにとって「定期テスト勉強」が最大の学習であり、「受験勉強」というものがイメージ出来ていないのは明らかです。「定期テスト勉強なんて、本格的な受験勉強から考えたら楽なもんだよ」なんて話は全く通じません!
しかし、それは裏を返せば、まだまだ沢山の伸びしろがあるということ!
当教室は新しい教室ですが、ここから「地域で一番勉強する教室」という文化を作っていけたらと思っています。