21日は都立高校入試でした!
今年は開始時間が1時間繰り下がるというハプニングがありましたが、無事、試験が終わってホッとしているのではないでしょうか。
さて、私もこの仕事を長くやっているので、「入試当日のアクシデント」は何度か経験しています。
2010(2011年入試?)年度だったかな?(記憶があいまいですが…)、2月12日が大雪で、様々な交通機関がマヒし、受験生が慌てた記憶があります(その時の教え子達は、タクシーで入試会場に着いた記憶があります。)
雪などで交通機関がマヒし、受験時間が変わるというのは、受験では割とあることです。
他にも、リスニング放送が上手く流れず、その学校の受験者のリスニング問題が全員一律〇になったこと。入試問題に不備があり、解答が複数存在したこと(都立入試問題でもそんな年がありましたね)などなど、どうしても予期せぬアクシデントはあります。
そんな時に大切なのは「慌てず落ち着いて、自分のメンタルをコントロールする力」ですね!
そして、そういった力は日頃の勉強だけではなく、例えば「部活動の大会」や「学校行事で全校生徒の前で話をする」というような体験からも鍛えられていくのかな?と思っています。だから、色々な経験をすることは大切ですね!
ちなみに私が今でもよく覚えている入試当日のアクシデントは…
①10年くらい?昔の明大明治(中学入試だったか高校入試だったか記憶があいまいですが…)の入試当日。その日、入試応援(ここ数年は禁止されています)に向かった私は、ラジオで「調布周辺にて交通事故の影響でバスのダイヤに乱れが生じている」という放送を聞きました。
学校の職員の方に「事故でバスが乱れているそうですが、入試時間に影響がありそうですか?」と聞いたところ「そのような情報は入っていません。今確認します」という返事が。どうやら、学校よりも私の方が早く事故情報に気付いたようでした。その後受験生にアナウンスが入り、その日の入試は時間調整がされたというお話。
②こちらも10年くらい?(こちらは過去問集などを調べれば分かるはず)昔の学芸大附属高校の入試問題で数学の問題に不備がありました。
ちょうどその年に受験した生徒、入試から帰ってきて「先生、数学で解けない問題が出たので「解なし」って書いてきた」とのこと。
本番で「解なし」と書くのはなかなか出来ることではないと思うので「やるなぁ」と感心した記憶があります。