今回のタイトル
「長時間学習って意味があるの?」という質問を受けることがあります。
「長時間学習」についてのマイナスの意見を聞くと…
・時間よりも効率を重視したい
・長時間は集中力がもたない
・ダラダラと時間だけが過ぎる
などの話が上がります。
これらの意見は正解でもあるし、不正解でもあると思っています。
例えばあなたは流行りのゲームをやっています。
ボスを倒すとレアアイテムがゲットできるとして、何回でもボスに挑むことが出来たとしたらどうしますか?
「勝つまで何度でも挑戦する」という人も居ると思います。(結果、沢山の時間をゲームに費やして怒られるかもしれませんが…)
実は、勉強(特に受験勉強や定期テスト勉強)も同じだと思っています。
※私は、たまーに「受験勉強は偏差値アップゲームみたいなもんだよ」なんて言ったりします。
ボス(テスト問題)を倒すとレアアイテム(志望校合格や高得点)がゲットできます。勝つためには、勝てるまで準備をする(解けるようになるまで練習する)
そのために必要な準備や練習は、ある人には1時間かもしれないし、ある人には10時間かもしれません。
言いたいことは、「長時間学習」は「目的」ではなく「結果」だということです。
多くの、特に受験生は「今の自分の力では足りない学校」を目指すと思います。そこに到達するためには、どうしても勉強に時間をかける必要がある!
ということなのだと思います。
それともう一つ。これは私の知り合いの先生(大学受験指導)から聞いた話です。
私「国語が苦手な生徒の対策どうしてますか?」
知り合い「実は最近、過去問を50年分やっている。そうすると、苦手な生徒も得意な生徒も点数が取れちゃう。つまり、結局は量なのかなと思ってる。」
とのこと。圧倒的なやり込みの前には、ちょっとしたセンスや才能は霞むのかもしれません。