実は最近、少し株を始めまてみました。
現在、少しずつ勉強していますが思っていた以上に楽しんでいます。
そして、色々と気付いたことがあります。
まず、株を買うと、その会社のことを調べます。世の中には知らない会社や仕事が沢山あるんだなと分かります。そして、それぞれの会社がどんな場所で活躍しているのか?最近の調子はどうなのか?これからどう変わっていきそうか?などを調べていきます。
だんだんと興味が広がっていきます。例えば「今が円安傾向だから、輸出系の会社は有理かも…」「これから流行りそうなもの…半導体なんかは有望かなぁ」などなど考え始めます。
そうすると「今まで学校で、円高円安、金利、為替…などなど習ってきたけど、実はあんまりよく分かっていなかったなぁ」とか「半導体ってそもそも何だろう?」など、巷に溢れているニュースが良く分かっていなかったことに気づかされます。そして、良く分かっていないまま生徒たちに教えていた…という反省にも気づかされます。
元々、経済や世界情勢などには興味がありましたが、ここ数日だけでも一気に世界が広がった気がしています。興味関心が向くと、ここまで吸収力に違いが出るものか…と自分自身が身をもって痛感しています。
そして、もちろんですが、「お金がかかっている」から本気になる部分もあります。上手くいかないとお金が無くなります。もしそうなっても自己責任です。誰も助けてくれません。
と、この辺りで、ここまでのことを少し整理してみます。
■お金がかかっているから本気になる。失敗しても自己責任。
■誰も助けてくれない。自分で何とかするしかない。
■興味関心を持つと、普段聞き流していた情報が大きな価値を持つと分かる。
■興味関心を持つと、自分が思っていた以上に情報を吸収できる。
私は思いました「これって、勉強や受験にも通じるものなんじゃないか??」と
例えばこれを受験に置き換えると…
■【志望校合格がかかっている】から本気になる。失敗しても自己責任。
■【学校の先生や塾、親がサポートしてくれるかもしれないけど】最終的に勉強するのは自分自身。誰も助けてくれない。自分で何とかするしかない。
■興味関心を持つと【普段聞き流していた授業中の話や学習のポイント、入試や学校の情報など】普段聞き流していた情報が大きな価値を持つと分かる。
■興味関心を持つと【暗記出来ないと思っていた英単語、難しくて解けないと諦めていた問題など】自分が思っていた以上に情報を吸収できる。
といったところでしょうか。
そう考えると、受験勉強は社会勉強でもあり、今後の生活の中で様々な場面で使われる考え方なんだろうなと思います。たまに「将来、今やってる勉強なんか使うことがない」という人もいますが、全くの逆で「今やってることはまさに将来そのもの」と考えるとどうでしょう?